Cuper(ハンドメイドライン in Japan)のご紹介:名古屋の紳士靴店「Avanti (アバンティ)」、パタンオーダーもできます。

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Cuper(ハンドメイドライン in Japan)のご紹介 (2010年03月10日)

本日、ご紹介するY様が、初めてご来店になったのは、昨年10月末。

お悩みは、ワイズが大きいために、既製品を購入しても、馴染むまでに時間がかかるということ(馴染むまで、かなりの期間、室内で、まず履いてご自分の足に合わせてからしか、外出時に履くことはできないということ)でした。

そこで、ご提案したのが、職人によるハンドメイド 九分仕立ての靴でした。

【品名: Cuper 】
Cuper


愛知県内のY様は、サイズが7.5です。サイズはごくごく標準のサイズ。
しかしながら、ワイズが大きいために、合う靴がない! そんなお悩みを聞き、ゆっくり時間をかけて、ご相談させていただきました。

ハンドメイド靴をご提案しつつ、サイズも確認。
サイズを一つ上げれば、ワイズも少し広くなるので、それもご提案。
しかし、サイズを上げると、フィット感は悪くなり、Y様のご希望には添えないこととなります。

せっかくご来店いただいたのですから、何とかご希望に添えるものをと考え、職人(常世田氏)に相談、打ち合わせしたところ、まずは仮縫い靴を作るところから始めましょうということとなりました。

そこで出来上がったのが下の仮縫い靴。
仮縫い靴


そして、この仮縫い靴を、まずフィッティングしていただきました。
仮縫い靴


結果は、まったく問題のない履き心地という、嬉しい感想をいただき、いよいよ本番のアッパーでの製作にゴーサインが出ました。
そして、出来上がってきたのが、ワインハイマー社のBOXカーフ(足当たりの良さは、申し分ありません)で作った完成品です。
Cuper


(Y様感想)
Cuper まったくストレスのない履き心地です。
すでに馴染んでいるようです。
これは、良い! 良いですね!。

いつもですが、出来上がってきた靴を履いていただくときは、本当にドキドキ、緊張します。
どんな感想を言っていただけるのか、思わず息を止めてしまうほどです。
が、今回も本当に満足していただけたことに、嬉しく、そして、職人の心をこめた靴作りに感謝の気持ちでいっぱいとなりました。