こうなる前にオールソールしましょう:名古屋の紳士靴店「Avanti (アバンティ)」、パタンオーダーもできます。

名古屋の紳士靴店「Avanti (アバンティ)」のブログです

こうなる前にオールソールしましょう (2013年09月23日)

岐阜県G市、S様。

修理2足のお話しです。

まずは、本底に穴の開いたパンチドキャップトウ。

履き過ぎですね
これ以上履かれると、中のコルクが無くなり中底まで削れます。
そうなったら靴は、終わりです。

では、どんなタイミングでオールソール交換するのが目安かと言いますと、
本底が薄くなると地面からの衝撃が大きくなり、
足の裏が痛く感じます。
最近、以前と比べて、痛く感じたら、黄信号。

早速、本底をご覧下さい。穴が開いていたら即修理ですね。
開いていなくても、指で叩いて薄いと感じたら、

お買上げ店、専門店、修理店などで一度ご相談してみて下さい。

S様は、雨天をメインにお履きになるとのことで、レザーソールからラバーソールに変更。
価格は、16,100円。
修理 修理


もう1足は買って間もないのですが、スベリ易いのでハーフラバーソール+
カカト化粧ゴムにして、スベリ易さを解消です。
価格は、7,000円。
修理


最後にケアですが、たくさんの方が間違うケースと同じパターンです。
乳化性クリームを塗りすぎのため、ツヤがなくしっとりしてません。
乳化性クリームはごく少量でブラッシング。これがポイント。
しっかりケアしてお渡しいたします。
写真左:ケア前 写真右:ケア後
ケア前 ケア後